同梱ガイドの全文公開
AIに頼んで、
自分だけのノートを立ち上げる。
これは製品に同梱している初回セットアップガイドを、そのまま公開したものです。 購入前でも読めます。この手順を見て「できそうにない」と思ったら、買わないでください。 それが分かることが、このページの目的です。
難しい設定もコマンド入力も、すべてAIが実行します。あなたがするのは、 CloudflareとGoogleへのログイン、内容の承認、 そして最後に秘密の値を1つ貼り付けることだけです。
用意するもの(3つだけ)
どれも無料で用意できます。まだ持っていないものがあれば、AIが取得方法を案内します。
| もの | 何に使うか | 費用 |
|---|---|---|
| Cloudflareアカウント | ノートを置く場所(サーバー・DB・ファイル置き場) | 無料枠で動きます |
| Googleアカウント | ノートへのログイン。研究室で使うなら代表者のもの | 無料 |
| Claude Code | セットアップと運用を任せる作業AI | 別途契約 |
提供者のサーバーは一切経由しません。実験記録も添付ファイルも、あなたのCloudflareアカウントの中だけです。
この依頼文をAIへ渡す
展開したフォルダを開いているClaude Codeへ、下の文章をそのまま渡してください。 ここから先はAIが進行役になります。
この電子実験ノートを初回セットアップしてください。
最初に SETUP.md と AI_CONSTITUTION.md を全文読み、書かれている順序と安全ルールに従ってください。
進め方のルール:
- コマンドはすべてあなたが実行し、私には打たせないでください
- まず現在の設定と不足項目を調べ、必要な質問を1つずつしてください
- CloudflareとGoogleへのログインが必要になったら、その画面を開いて私にログインを依頼して待ってください
- ログイン後の設定画面(特に Google Cloud Console の OAuth 設定)は、私に手動設定させず、あなたがブラウザ操作で進めてください
- パスワード・確認コード・クライアントシークレットはチャットへ表示させず、安全な入力欄へ私が直接入力できるようにしてください
- 課金に関わる可能性のある操作(R2の有効化など)は、実行前に内容を説明して確認を取ってください
- 公開前検査(npm run doctor:remote)に合格するまで、完了と言わないでください
- 最後に、私がブラウザでGoogleログインし、ノートを1ページ作り、構造式を描いて保存できるところまで一緒に確認してください
作業中は、いま何をしているかと、私が次にすることだけを短く案内してください。
Claude Codeなら「ELNをセットアップしてください」と言うだけで、同梱の eln-setup スキルが同じ手順を実行します。
ログインだけ自分で行い、操作はAIへ戻す
AIが必要な画面を開きます。ログインと本人確認を終えたら、ブラウザを閉じずにAIへ操作を戻してください。
あなたが行う操作
- Cloudflareにログインし、表示された許可画面で「Allow」を押す
- Googleにログインする(2段階認証まで自分で済ませる)
- R2(ファイル置き場)の有効化を求められたら、内容の説明を聞いて承認する
ログインできました。ここから先の設定は、あなたがブラウザ操作で進めてください。特に Google Cloud Console の OAuth 設定は、私に手動設定させないでください。パスワード・2段階認証・秘密の値の入力・課金に関わる承認が必要な場面だけ止めて私を呼んでください。
パスワード、2段階認証コード、支払い情報は自分で入力します。AIへ読み上げたり、チャットへ貼り付けたりしません。
Googleの設定はAIに任せ、最後だけ貼り付ける
ログイン画面を出すために、Google側で「このアプリを許可する」設定が要ります。 画面が複雑なので、ここは自力でやらずAIに操作させてください。
あなたに回ってくるのは2つだけ
- テストユーザーの登録の確認:ログインに使うご自身のメールアドレスをAIに伝えます。研究室のメンバーを招待する予定があれば、その人たちの分も先に伝えておくと後が楽です
- クライアントシークレットの貼り付け:AIが安全な入力欄を用意します。チャットには貼らないでください
自分専用のアプリなので、この警告は出て当たり前です。「詳細」から進んで構いません。審査の申請も、公開への切り替えも必要ありません(この製品はログインの確認だけにGoogleを使い、あなたのGmailやドライブには一切触れないためです)。
「redirect_uri_mismatch と出ました」「access_denied と出ました」——そのままエラー文を伝えれば、AIが原因を特定して直します。自分で設定をいじらないでください。
AIの公開前報告を確認する
AIは設定を終えたら公開前検査を走らせます。赤い項目が残っていないことを一緒に確認します。
報告に含めてもらうこと
- テストが全部緑だったか(213本あります)
- 公開前検査(doctor)が全項目 ✓ になったか
- ノートが開くURL
- ログインできるメールアドレス(オーナー)
- バックアップの取り方
検査が1件でも赤いまま使い始めると、後からデータが入った状態で直すことになります。ここで潰し切ってください。
実際に書いて、ひととおり触る
ここだけは自分の手で確認してください。使う人として違和感がないかを見る工程です。
一緒に確認する順序
- URLを開いて「Googleでログイン」
- ノートブックを1つ作り、ページを1枚追加する
- 構造式エディタを開いて、適当な分子を描いて保存する
- 反応テーブルに試薬を足して、当量と収率が自動で出るのを見る
- 画像かPDFを1つ添付して、開き直せることを確認する
- 検索ボックスで、いま書いた語を検索する
- 印刷レポートを開いて、PDFにできることを確認する
- 「試薬」タブと「機器」タブで「プリセットを読み込む」を押す(溶媒41件などの初期データが入ります。あとから自由に編集・削除できます)
右上のメニュー →「メンバー」から招待できます。招待メールは飛ばないので、画面に出る案内文をコピーして相手に渡してください。相手のメールアドレスをGoogle側のテストユーザーにも足す必要があるので、招待するときはAIに伝えてください。
AIに「バックアップを取ってください」と頼むと、同梱の eln-backup スキルが実行されます。研究記録は取り返しがつきません。手順が動くことを、空のうちに確かめておいてください。
運用でやることは、3つだけ
立ち上げたあとは、基本的に書くだけです。定期的に発生するのは下の3つで、どれもAIに頼めます。
| やること | 頻度 | 頼み方 |
|---|---|---|
| バックアップ | 月1回など、自分で決めた間隔で | 「ノートのバックアップを取ってください」 |
| 新しい版の適用 | 更新が届いたとき | 「新しい版を適用してください」 |
| 足りない機能の追加 | 必要になったとき | 「反応テーブルに◯◯の列を足してください」 |
213本のユニットテストが同梱されています。AIに「テストを走らせて、緑になってから公開して」と伝えれば、壊れたまま本番へ出ることを機械が止めます。